2021.12.10 障子貼りWS

寒さが厳しくなり必要に迫られ、急遽障子貼りワークショップ。
深田建具店の深田さんが講師に来て下さいました。
https://www.fukadatateguten.jp/

今回貼る手漉き和紙は一番近くの斐伊川和紙さん。工房へ伺い、直接購入しました。建具一枚につき、2尺×3尺の紙を3枚貼ります。
※手漉き和紙について現在勉強中の安達家。その様子は…https://openspaceminami.com/2021/12/08/989/

障子貼りに必要な道具は、
・長い透明の定規
・カッター
・刷毛
・ローラー
・のり
・霧吹
この中で特に手漉き和紙を貼るために重要なのは塗りやすく貼りやすく剥がしやすい「のり」と思われます。のりは深田建具店で購入できます。

深田さんがお手本で作業しながら所々ポイントも教えて下さいました。水とのりの調合具合、薄く乗せるように塗る感覚などは、実際に見せて頂き大変貴重な時間でした。ホコリは上から落ちるものだから紙は下から貼り重ねるものだということなど、知識として知っておくべきことを教えて下さりとてもありがたかったです。

更に、難しいのはのりが乾く前にカッターで紙を切るところ。手漉き和紙の繊維は寄れやすいので、たっぷりと長い定規を使い、カッターの刃を惜しみなく新しくしながら切ることが大事です。

体験してみて、なるほど〜〜の連続でした。
講師の深田さんには、年末のお忙しい時期に来ていただき、技術を惜しみ無く教えて下さり、感謝ばかりです。